「行きたくない」は誰の悩み? ~悪循環に陥らないための思考メソッド!~

家族が幸せになる不登校カウンセリングの今咲七海です

 

先日、小学校4年生の子供のお母さんからこのような相談をいただきました

 

数週間前から子供が「学校に行きたくない」と言いだし、困っています。「行きなさい」と説得して登校させていたのですが、最近はほぼ毎朝そのことでもめるようになり、先日ついに子供が泣いてしまいました……。

不登校になる前には

このように「行き渋り」と言われる時期があります。

 

「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき

「行きなさい」とか

「休んじゃダメ」とか

言ってしまいがちですが……

 

子どもは

「行かない」とか「休む」とは言ってないです

 

「行きたくない」

って言ってるだけ

 

 

「休む」or「行かない」

これらと

「休みたい」or「行きたくない」

は違う意味合いの言葉です。

 

これを自分のことに置き換えてみましょう。

 

嫌なことのあった翌日とか

すごく忙しかった休み明けとか

 

なんとなく軽い気持ちで

「仕事に行きたくないなぁ」って

こぼしたりすることないですか❓

 

そんな時、旦那さんに

「嫌なことがあっても行きなさい」

「仕事なんだから休んじゃダメ」

と厳しく言われたら、

 

「なんであなたに言われなくちゃならないの⁈」

なんて気持ちになりませんか?

 

嫌だけど行くのか

辛いから休むのか

 

それは自分が決めることです

 

しかし、自分の中で答えが出ていても、

なんとなく反対の言葉が口から出てしまう

 

誰でもよくあることです

 

「休む」or「行かない」と

「休みたい」or「行きたくない」

これらの意味合いの違いはここにあります

 

前者は自分の中の答え、

後者は「行くつもり」の答えからでた反対の言葉です

 

この言葉を頭ごなしに否定されると、

 

大人同士の場合先ほどの例のように反感がわいてきます

 

そして、まだ自立できていない子供の場合、

親に「行きなさい」などと言われてしまうと

 

「自分のことは

お母さんが決めるんだ」

自然とそう考えるようになってしまいます

 

親子の間でこのような暗黙の了解ができてしまうと、

はじめは子供の悩みだったはずが、親子の悩み、ひいては親の悩み

すり替わっていきます

 

 

さらに、こうなってしまいやすいケースが

「休んでいい?」

ときかれる場合です

 

この言葉に応えようとすると

親はぐるぐる迷路にはまります😱

(私の経験ですが…)

先ほど述べたように、

 

親が決めるようになると

親の問題になってしまうからです😩

 

子供を不登校にしないため……

「行きたくない」と言う子供のため……

子供の将来のため……

 

様々な思いを抱えるあまり、親までも悩みの迷路に迷い込んでしまいます

 

 

こうなってしまうと悪循環

 

自分のことで悩む母親を見て子供はさらに悩み

それを見て母親はさらに悩みの奥深くへ

 

 

ここで大切なのは、

・学校に行くか行かないかは子供の問題であるということ

・休んだ影響を引き受けるのも子ども自身だと、自分から切り離してみること

 

まずはそれらを念頭に置きましょう

 

このことが腑に落ちると

不登校の悩みは軽くなっていきます☺️👍

 

そこまでくると、「休みたい」という子供に対して「行きなさい」という言葉が出てしまう、なんてことはなくなっていくでしょう

 

そこに至るまで

また

そこから回復するまで

 

凸凹の道を登ったり下ったりしながら回復に向かっていきます

 

そんな道のりを

カウンセラーは一緒に歩いていきます🥰

 

 

ちなみに、「行き渋り」中の子供が休んでしまったとき、どのように対応すればよいのでしょうか?

 

子供の「行き渋り」をこじらせないためにはいくつかポイントがあります。

↓こちらのブログをチェック

「登校しぶりの子どもには、こじらせるまえに思いきり〇〇〇させましょう」

(Visited 1 times, 1 visits today)

家族が幸せになる不登校カウンセリング
復活までしっかりサポート

今咲七海 いまさきななみ

体験カウンセリングはこちらから

 

 

 

こんな悩みに対応してます

不登校でお悩みの方へ

カウンセラーとの相性は大切です

プロフィールはこちらから

LINE登録の方に特典プレゼント

★特典1★
スペシャル動画プレゼント
親子で元気を取り戻すための
「不登校についてのQ&A」

★特典2★
お悩み相談1回プレゼント
七海がワンポイントメッセージでお答えしています