不登校の子供の背中を押す、2つの”安心”

家族が幸せになる不登校カウンセリングの今咲七海です

 

以前、カウンセリングも終盤に差しかかったお母さんから、このような相談をいただきました。

 

不登校になってからふさぎ込んでいた息子も、最近では、学校からの遠足のお便りに興味を示すほど元気を取り戻しました。学校への興味を示したことに、うれしくも思うのですが、「学校に戻ろうとしても、また不登校になりはしないか」、どうしても不安です。息子も「学校に戻ろう」という意志はあるようなのですが、やはり不安なようです。「行ってみない?」と声をかけてしまうと、悪い登校刺激になってしまうような気がします。

こうした時、どのようにしたらよいのでしょうか?

 

子どもが元気を取り戻しつつあること、私もとてもうれしく思います😊

これまで困難を乗り越えてきただけに、新たな一歩は勇気がいりますよね

 

「悪い登校刺激」というのは、つまり、子どものやる気をそいでしまわないかということです

 

子どもの様子をみていると

 

背中を押すべきか

見守るべきか

 

迷うときがありますよね

 

見極めは本当に難しいとは思いますが

 

結局、「やってみてどうなるか」ということは

 

正直なところ

やってみないとわかりません😐

 

「挑戦してみようか?」

と声をかけて

 

不快な表情をした場合はそれ以上言わない方が良いでしょう

 

「うーん、いけるかもなぁ」という表情だったら、やってみればいいことです

親にできること

 

親が子どもの悩みに対して直接できることは少ないですが、子供に対してできることはあります

 

それは子供を安心させてあげることです

 

子どもが挑戦できるように、そしてその挑戦がうまくいくように、2つの安心を届けてあげてください

 

 

1つ目の安心は「きっとうまくいく」という安心です

 

子どもがそう思えるようになるには、自己肯定感が重要です。

 

なので、日々の会話の中で、自己肯定感を高めてあげましょう

▼自己肯定感について詳しくはこちら

不登校の子供の話ってどう聞いたらいいの?子供が話しやすくなるコツ!

 

焦らず、ゆっくりと子供の話を聞いて受け入れてあげることが大切です

 

 

そしてもう1つの安心は、「失敗しても大丈夫」という安心です

 

失敗するのが怖くて、勇気が出ない

 

子どもに限らずよくあることですよね

 

でも、たとえ失敗したとしても

安心して帰ってこれて

そこには悲しみに寄り添ってくれる人がいて

やさしく微笑みかけてくれる人がいる

 

そんな場所があればどうでしょう?

いくらか不安が和らぐのではないでしょうか?

 

家庭にできるのは子どもにとってそんな場所であることです

 

「もし途中で「怖い、嫌だ」という感じがしたらいつでも引き返せるからね」

と、子どもの後ろに安全な砦を作ってあげましょう

 

 

「きっとうまくいく」という安心

「失敗しても大丈夫」という

この2つの安心が子どもの背中を押してくれます

 

こうした信頼関係ができていれば

「行ってみない?」という声かけは

登校刺激というよりも「良いきっかけ作り」くらいになるのではないでしょうか😉

 

 

大切なのは

行けても行けなくても⭕️

できてもできなくても⭕️

 

行こうかなと言う気持ちになっただけで120%⭕️

 

子どもの不安をしっかりと受け止め

子どもが帰ってきたら、「よく頑張ったね🧡」とほめてあげてください

お父さんお母さんがしっかり子どもを安心させられるよう、親御さんの不安は私、七海が受け止めます

 

一緒に子供を安心させられるよう考えていきましょう!

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今咲七海 いまさきななみ

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