家族が幸せになる不登校カウンセリングの今咲七海です
不登校の子どもには思いきり失敗してもらいましょう
小学校6年生の男の子のお母さんからこんな相談がありました。
うちの子は何か新しいことに挑戦させようとすると必ず「無理!自分にはできない」と言ってやろうとしません。
挑戦する意欲を育てるにはどうすればういいのでしょうか?
本来子どもは好奇心の塊です。小さい時から何でもやりたがりです。
お母さんのやることや兄弟のやっていることをやらせて欲しがるものです。
それがいつの間にか、そういった意欲が失われて新しいことに挑戦しようとしなくなってしまいます。
「自分にはできない」という自己肯定感の低い子になってしまうのは何故でしょうか。
それは失敗をさせていないからなんです
ある事例から考えてみましょう
お父さんにビールとコップをトレーにのせて出そうとしたとき
小さな子どもさんが「僕がやる〜」と言ってきたらどうしますか?
「まだ難しいから、無理よ~」と言ってやらせないお母さんからは
「困難なことはできないから挑戦するな」と学びます
やってみるとやらせてみたものの、失敗してビールをこぼしてコップを割ってしまいました
「あー、こぼしちゃったの〜?だめじゃないの〜?」というお母さんからは
「失敗してはいけない」と学びます
「割れたコップが危ないから、あっちいってなさい」というお母さんからは
「失敗したときは、他人が責任を取ってくれる」と学びます
「大丈夫?こぼれちゃったね。片付けないといけないから、雑巾を取って来てくれる?お父さんに、ビールこぼしちゃった、ごめんねって言わないとね」というお母さんからは
「失敗したら迷惑をかけた人に謝る。後始末をしなければならない。」と学びます
ここからが大切です‼️
どうしたらうまくはこべるかしら?と一緒に考えること
「先にビールだけ持っていく」
「ふたりで一つずつ持っていく」
解決策を考えて、やり直してもらいましょう
そして成功体験を積んだあと、
挑戦して、失敗したけど、やり直した‼️
このプロセスをしっかり褒めて
一緒に喜びましょう❤️❤️❤️
ビールとコップはダメージですが、失敗から得られた経験はプライスレスですよ
ということで
子どもには思いきり失敗させましょう
そして解決策を考える経験をさせましょう
私はといえば子どもが失敗しない様に、
先にビールだけ持っていく方法を提案してしまう「先読みお母さん」でした
先回りして失敗させないことで、子どもは
「失敗したくない」「失敗してはいけない」と学びます
こんな思いから、挑戦できない子供になってしまいがちです
それは、私自身が「失敗してはいけない」という思い込みに縛られて生きていたからです
そんなお母さんの思い込みを手放すことで、
失敗を笑って乗り越える
「幸せなお母さんになるカウンセリング」を提供しています
失敗のない人生なんてありません!全ては成長のための経験です
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今咲七海 いまさきななみ
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