登校しぶりの子どもには、こじらせるまえに思いきり〇〇〇させましょう

家族が幸せになる不登校カウンセリングの今咲七海です

 

小学校2年生の男の子のお母さんからこんな相談がありました。

最近、朝はあまり元気がなく登校の準備にすごく時間がかかってます。送り出す時間になると、「学校に行きたくない。」と言って、熱を測ったりしてなかなか行こうとしません。言いくるめて行かせていましたが、今日はとうとう休んでしまいました。学校での様子を先生に聞いたところ友達とは仲良くやっているが、忘れ物や私語が多いことで注意することが増えているといわれました。明日も行かなかったらどうしようと思うと不安です。親として何をしたらいいのか悩んでいます。

 

嫌なことがあるからって「行きたくない」という子供を休ませてしまって、このままずっと行かなくなったら・・・
親はどうしたらいいのかと不安になりますね。急に休んだ日の仕事も気になります。

 

不登校の前兆期ともいえる行き渋りの時期に対応を誤ると

本格的な不登校になっていくか

学校嫌いにならずに学校生活を送れるか

それが決まる、とても大切な時期なんです。

 

 

・なだめたり、叱ったりしながら、気になるけれどとにかく車に乗せて学校に送っていく

・休んだ日には、遅れないように家で勉強させる

・「なんで行きたくないの?」と聞いて原因を追究する

・先生に連絡して、子どもに注意することは極力やめてもらうように先生にお願いする

これらはこじらせてしまいがちな避けたい対応です

では、どんな対応がよいのでしょうか?

 

 

 

 

・罪悪感を持たないように、学校に行けなかったことをとがめない

・~しなさい、~してはダメ、などの指図はできるだけしない

・休んだ日に勉強や宿題をするかどうかは本人に任せる

・学校に行きたくなかった理由などをはなしだしたら、気持ちに寄り添ってとにかく聞く

・終わる時間などを約束して、ゲームやスマホを制限しない

そしてこじらす前に絶対やってほしいことは

 

 

子どもと一緒に「わっはっはっ~」と笑い転げるようなことをしてください

短い時間で構わないので、一緒に楽しいことをしてください

笑いはすごくエネルギーをあげます!

登校しぶりの子どもには、こじらせるまえに思いきり大笑いさせましょう

疲れたときは、家でゆっくり過ごすことで、元気をもらって困難に立ち向かうエネルギーをたくわえましょう

エネルギーがたまれば、困難に立ち向かう勇気がでることを体験させましょう

 

学校では頑張っていても先生に怒られたりすることもあるし、すこし気持ちがなえてしまうこともあるでしょう

親には言わなくても友達同士でちょっとした行き違いがあって傷ついたかもしれません

そんなことをいちいち話さなくても、お父さんもお母さんも自分の味方になってくれているぞと感じてもらいましょう

そんなこと言われても・・・

「休んでいる子を見るとイライラしてしまい、楽しいことなんてできません。」
「どんなタイミングで子どもを笑わせたらいいかわからない。」

そういう時には、専門家に相談することをお勧めします
カウンセリングを通して、不登校の考え方や、行き渋りのときの子どもとの接し方などもお伝えしています

 

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今咲七海 いまさきななみ

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