家族が幸せになる不登校カウンセリングの今咲七海です
不登校 が解決しない原因はこれかも・・・。無意識でハマっている「~が許せない」系思考
不登校 の子どもを持つ親御さんのカウンセリングをしていると、
「元気なのに学校に行かないのが、どうしても許せないんです」
「ずっとゲームばかりしているのが、どうしても許せないんです」
「朝起きてこないことが、どうしても許せないんです」
のような「~がどうしても許せないんです」ということをお話しされる方がいらっしゃいます
でもこうした「~が許せない」系の思考パターンは不登校の解決を遅らせている可能性があります
今回はそのパターンから抜け出す方法もあわせて解説しますね
不登校 解決のスタートは受け入れること
以前、自己受容についてお話しました
▼自己受容について詳しくはこちら
親が自己受容できるようになる→子供のことも受け入れてあげられるようになる→子供の自己肯定感が高まる→子どもが悩みに向き合えるようになる→具体的に不登校解決に動き出す
という具合に、「受け入れる」ことというのは、不登校解決のためのスタートであり、具体的解決に向かうための第一目標でもあるのです
しかし、「~が許せない」系の思考パターンは自己受容とは対極の思考です
親がこうした思考のままだと
子どもも「~な私はダメなんだ」という思考にはまり、いつまでも不登校は解決しません
これが、「~が許せない」系の思考が不登校解決を遅らせる仕組みです
不登校 を長引かせる「~が許せない」系思考の正体
「じゃあ、今日から全部気にしないで受け入れましょう!」といっても、「~が許せない」系思考は簡単には抜け出せません
それは、原因が潜在意識にあるからです
例えば、
・「学校に行かないとろくな大人になれないよ!」という親の厳しいしつけ
・「好きなことばっかりやってないで、勉強しろ!」というの教師の言葉
・「朝寝坊して遅刻するような奴は、何をやらせてもダメだ!」という上司の叱責
こうした、自分が過去に見聞きした脅し文句や偏見が、信念となって潜在意識にしっかり刻まれています
自分でも知らず知らずのうちに「~はダメなんだ」という思考が当たり前になり、子どもに対しても同じように押し付けてしまいます
これが「~が許せない」と思ってしまう信念の正体です
潜在意識からくるものなので、「なぜ許せないのか」という根本の原因がわかりにくく、後からの情報で行動を変えようとしても「〜しなくてもいい」という上書きもしにくいのです
思考パターンから抜け出すために
潜在意識を書き換えるにはいくつかコツがありますが
第一に大切なのは自分の思考パターンに気づくことです
でも、自分でそれに気づくのは少し難しいです
自分にとっては当たり前になっている思考ですからね
気づくポイントは以下の要素を持った人にゆっくり話してみることです
・自分とは生い立ちや経歴が違うひと
・自分とは違う価値観を持っている
・自分の価値観を否定せずに話を聞いてくれる人
カウンセラーこれらの要素を満たしています
この記事を読んで「~が許せない」というイライラをかかえているお母さん、お父さん
一度、七海のカウンセリングで、ゆっくりお話ししてみませんか
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今咲七海 いまさきななみ
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